#14 柏力杯(よしこ)

千葉県柏市で開催された柏力杯という相撲大会に初めてはるまと一緒に参加してきました。

コロナでイベントが軒並み中止されたこの2年間。
ようやく今年の春以降から少しずつイベントが再開され始めました。

イベント時に子供たちが見せる真剣で、キラキラした表情や動き。
そういったものに、大人がいかに心を震わせられるか、本日の柏力杯でもそうでした。

会場の体育館に入り、受付を終えた後は、白鵬のボールペンを見つけて購入したり、くじをひいたり。その後はパンフレットで取組内容を確認。

その後、とうまが付き合ってくれ、いつきは、はるまと一緒に立ち会いの練習を行いました。

心拳道家族からも多くの応援エールをいただき、いよいよ迎えた予選トーナメントの初戦。

唯一いつきより体重が少ない女の子との取組。
その次は同じ体格の女の子と取組。
いずれも勝利したものの、心拳道での教えを体にたたきこみ、体が動いたからこそ得られた勝利でした。
私やはるまのママは、緊張、期待、不安、様々な気持ちが込み上げて手の震えがおさまりません。

そして、3戦目はいつきより体重が重く、身長も大きい男の子との取組。
体格差がある分、気を抜くと負けそうな予感。
こちらの緊張や不安は一層強くなります。
接戦の後、どうにか勝利。

そして迎えた予選トーナメントの最終取組。
身長差約30センチ、体重差約40キロ、つまり体重差2倍以上の男の子との対戦。
あっけなく押し出されてしまったものの、立ち合いから中に入っていた娘の頑張りを讃えたいと思いました。

3勝したことで、予選を2位で通過し、決勝トーナメントへ。
体も細く、どちらかというと小柄な娘が勝ち進めたのが、紛れもなく心拳道での修練の賜物であると実感しました。

決勝トーナメントに勝ち進んだ女の子はいつきただ1人。
そして、1回戦目でも体格差のある男の子と取組。
立会い後、相手の中には入れず、押し出し。

対戦相手と頭が思いっきりぶつかったという痛みと悔しさで娘の目から込み上げる涙。
なかなか止まらない涙に娘の本気度がうかがえた瞬間でした。

娘の成長を感じ、そしてこの大会を開催してくださった柏力会の皆様と指導をしてくださっている心拳道家族に感謝しかありません。

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